2014年5月14日
最適なロゴを作るためには、具体的な表現で!
デザイナーの皆さんなら一度は遭遇したことがあるのではないでしょうか?!
宇宙人のような依頼者!いったい何を作って欲しいのかが全く分からない依頼のされ方があります。
「かっこよくてぇ、クールなやつ!作ってよ!」
「なんて言ったらいいのかなぁ?こー、グッとくる感じで!」
「ベースは青で、斜めから見たら深みのある赤っぽい緑みたいな%$&*!#?」
こんな宇宙人に遭遇した時、驚きを通り越して薄ら笑えてきます。
つまり!具体的ではないということ!
それをくみ取るのがデザイナーというもの!そうかもしれません。
ですが、人の意向をくみ取るのは、井戸水から水をくむようなもの!
簡単ではないということです!
ですので、コミュニケーションを駆使してクライアントから具体的な表現で聞き出さなければなりません。
1.形状
求めているロゴは、丸なのか四角なのか!これは大切!温かみのある流線型であったり、漸進的でシャープなシルエットなど、とにかく形状に関して具体的に述べてもらう!
2.色合い
単色のべた塗り、グラデーション、深みのある色なのか、パステル調の淡い色なのか!
色だけでもかなりのバリエーションができますので、ここも押さえておく必要があるでしょう。
3.象徴系かシンボル系か
コーポレートメッセージや会社の方向性などを、象徴しているロゴが良いのか、実際にある物(シンボル)としてのロゴが良いのか、これも大きく方向が違うものです。
NIKEやアディダスなどは、まさに象徴系ですね!
またスターバックスなどのロゴは、マーメードをシンボルとしたロゴとなります。
クライアントによって好みはそれぞれですので、宇宙人を地球人にするのは互いのコミュニケーションにかかっているわけですね!